富士通は20日、07年3月期単独決算の業績予想を下方修正し ..
最終(当期)損益が550億円の黒字から一転して 2750億円の赤字に転落すると発表した。100%出資の英子会社など子会社5社の株式評価損約3500億円を計上することが主な理由。ただ100%子会社の株式評価額の変動は連結業績には反映されないため 連結ベースの業績見通しは修正しない。期末配当は予定通り3円とする。
富士通は90年 英国のコンピューター会社ICLを買収し その後システムサービス会社「富士通サービス」に衣替えした。会計ルールでは市場価格がない100%子会社の株価は 買収やその後の事業運営などで親会社が投じた費用の簿価で代替する。
富士通サービスは過去のリストラ費用や退職積立金の不足額の穴埋めに多額の資金がかかり 投資簿価3500億円に対して現在価値は600億円程度しかなくなっていた。同社の株式を公開する計画だったため 上場益での埋め合わせを見込んでいたが 100%子会社でとどめる方針に転換したため 差額を減損処理する。【斉藤望】
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